小学4年生と私がセブ島ローカル旅を選んだ理由

セブ島のビーチで夕日を眺める母子のシルエット 小学生
小学4年生の息子とセブ島で過ごした“ローカル旅”の舞台裏

「子どもと海外旅行、どこがいいかな…?」
「せっかくなら、ただの観光じゃなくて、何か特別な体験をさせてあげたい!」

小学生のお子さんを持つあなたは、きっとそんな風に考えているのではないでしょうか。

我が家もそうでした。10才の息子との旅行を考えたとき、ふと頭に浮かんだのが【フィリピン】、特に【セブ島】での【親子ローカル旅】でした。

え、フィリピン?治安は大丈夫?

親子だけで、しかも現地でツアー手配なんてハードル高くない?

そんな声が聞こえてきそうですね。正直、私も最初は不安でいっぱいでした。
でも、結論から言うと… この選択が大正解! 想像以上にエキサイティングで、学びと感動に満ちた、最高の思い出を作ることができたんです。

1.なぜ、わが家は「フィリピン」を選んだのか?

数ある国の中で、なぜ私たちがフィリピン、そしてセブ島に惹かれたのか。それには、5つの明確な理由がありました。

生きた英語に触れさせたい!子どもの英語学習モチベーションUP大作戦

息子はスクールに通わず、どちらかというと主体的に自宅でコツコツ英語に親しんでいるタイプ。  でも、やっぱり「英語って楽しい!」「言葉が通じるって面白い!」と肌で感じる体験が、一番のモチベーションになると思ったんです。
 フィリピンは英語が公用語の一つ。教科書の中の英語ではなく、日常に飛び交う「生きた英語」に触れることで、息子の世界がぐっと広がることを期待しました。
 実際、現地の人々のフレンドリーな英語に助けられ、息子が積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿には感動しました。

貴重な休みは有効活用!近くて時差ボケ知らずの楽園

 限られた休みの中で、長時間のフライトや時差ボケは避けたいもの。特に子どもの体調を考えると、これは譲れないポイントでした。フィリピンなら日本から数時間、しかも時差がほとんどないので、到着したその日からフルに活動できるのが魅力!
 貴重な旅行時間を移動で消耗することなく、存分に楽しむことができました。

お財布に優しい!英語圏なのに驚きのコスパ

「英語圏で海外体験」と聞くと、どうしても費用が気になりますよね。我が家もご多分に漏れず、予算は限られています。そんな中、フィリピンは英語圏でありながら、比較的物価が安定しており、旅費を抑えられるのが大きな魅力でした。もちろん、最近は世界的に物価が上がっていますが、それでも欧米諸国と比べると、まだまだ手が届きやすい選択肢だと感じています。(具体的な費用は後ほど詳しくお伝えしますね!)

意外と安心?しっかり下調べすれば治安もクリア!

「フィリピン=治安が心配」というイメージを持つ方もいるかもしれません。私も最初はそうでした。でも、事前にしっかりと情報を集め、比較的安全と言われるエリアを選び、気をつけるべきポイントさえ押さえておけば、母子でも安心して楽しめることがわかりました。
 もちろん、日本と同じ感覚ではいけませんが、それはどこの国でも同じですよね。安全面には最大限の注意を払い、出発前には親子で何度もシミュレーションを重ねました。その具体的な準備については、後の章で詳しくお伝えしますが、結果、何事もなかったです!

「今」だからこそ!親子の絆を深める貴重な時間

子どもが中学生にもなれば、親と一緒の旅行なんて「えー…」なんて言われちゃうかも(笑)。そして、親である私も、年々体力は…。だからこそ、「今、この瞬間」を大切にしたい。息子が小学生の今だからこそ体験できること、親子で一緒に冒険し、笑い合い、時には小さな困難を乗り越える経験は、何にも代えがたい宝物になると信じていました。(フィリピンを選んだ理由ではないですがw)

2.なぜ、パッケージツアーではなく「あえてローカル旅」にこだわったのか?
  ~WAKUWAKU流・子育て探究と、ちょっぴりの勇気~

そしてもう一つ、私たちがこだわったのが、パッケージツアーに頼らない「ローカル旅」。つまり、「現地でツアーを自分たちで手配し、リアルなフィリピンに飛び込む!」というスタイルです。

 正直にお話しすると、この決断にはかなりの葛藤がありました。「子育て探究LAB」を運営する私WAKUWAKUは、「学びは楽しいもの!」「体験こそ最高の学び!」と常々お伝えしていますが、いざ小学4年生の息子を連れて、しかも母子だけで馴染みの薄い土地へ…となると、、

「本当に大丈夫?」
「私だけならいいけど、子どものことを考えると…」

という不安が頭をよぎらなかったわけではありません。皆さんもきっとそう思われますよね。

 日本の旅行会社が提供するパッケージツアーなら、ホテルから観光地までドアtoドアの送迎付きで、言葉の心配も少なく、確かに安心です。
 でも、よく調べてみると、日帰りで複数のスポットを巡るようなハードスケジュールなものが多い…

「これでは子どもが疲弊してしまうのでは?」
「もっとゆっくり、その土地の空気を感じたいのに…」

そこで、改めて「体験・経験」を重視する私の原点に立ち返りました。

英語はツール!その先の「心と心で触れ合う体験」を求めて

もちろん、英語に触れることも目的の一つ。でも、それは「留学」のような英語学習そのものがゴールではありません。私たちが目指したのは、英語をコミュニケーションの「ツール」として使い、地元の人々の温かさや生活にじかに触れ、心と心で繋がる瞬間を体験すること。市場のおばちゃんとのやり取り、道端で出会った子どもたちの笑顔、トライシクルの運転手さんとの何気ない会話…。そんな「日常の風景」に溶け込むことでしか味わえない、リアルなフィリピンを感じてほしかったのです。

②ハプニングも成長の糧!でも、息子の気持ちも大切にしたい

パッケージツアーの安心感も魅力的ですが、あえて手配旅行を選んだのは、予測不可能な出来事や小さな困難さえも「学びのチャンス」と捉えたかったから。…というのは私の理想ですが、やはり子どもの安全と気持ちが最優先。 そこで、息子にも正直に話しました。

「現地で自分たちで探す旅は、もしかしたら大変なことや、ちょっと怖いこともあるかもしれない。私だけでなく、あなたも事前準備の学習をしないと、楽しい旅にはならないと思う。安全で楽なのは、全部お任せのパックツアーだよ。どうしたい?」

すると息子は、目を輝かせてこう言ったんです。

「その方が面白そう!自分でやってみたい!」

その言葉が、私の背中をポンと押してくれました。彼の「WAKUWAKU」した気持ちを大切にしたい、そう強く思ったのです。

➂文化の違いは「宝物」!親子で乗り越えるからこそ価値がある

日本とは全く異なる文化や習慣に触れることは、子どもにとって最高の刺激。…(中略)…現地の生活に少しでも近づくことで、その「なぜ?」の種をたくさん見つけてほしかったのです。
もちろん、そこには戸惑いや、時には「えっ!」と驚くようなカルチャーショックもあるかもしれません。

でも、それを親子で話し合い、一緒に考え、乗り越えていく経験こそが、何にも代えがたい「生きる力」と「自信」に繋がると信じています。

そう、私たちが選んだのは、ただの観光旅行ではありません。それは、息子にとって、そして不安を抱えながらも一歩踏み出した私にとっても、新たな発見と成長に満ちた「冒険」であり、「子育て探究の旅」そのものだったのです

 さあ、こんな思いと、ちょっぴりの不安、そして息子の力強い言葉を胸に、私たちはフィリピン・セブ島への親子ローカル旅へと出発しました。

  次の章では、いよいよ小学4年生の息子と私の、ドキドキ&ワクワクのセブ島リアル冒険記をお届けします!果たして、現地ツアーの手配はスムーズにいったのか? 子どもは危険な目に遭わなかった? 想像を超える絶景や、心温まる出会いはあったのか? 私たちの七転八倒、そして感動の記録を、ぜひのぞいてみてください!

旅育ってなに?もっと知りたい方は、是非こちらの記事を覗いてみてください♪

ちなみに、息子は生まれながらの慎重派、好奇心旺盛とは真逆のタイプでした。
大丈夫、子供は全員、成長します!可能性のかたまりです! 一緒にこどもの可能性をのばす種まきしましょう!

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