おこづかいで金融リテラシーをUP!

小学生

ご家庭で金融教育されていますか? 

こどもの金融リテラシーを高め、お金に困らない人生を送って欲しいと、私は願っています。w

お小遣いは、絶好のチャンス!! 

将来必要な”家計管理”を学ぶ一歩です。

責任感や節約の重要性を学べます。子供は自分のお金を管理し、将来の目標を設定する方法を学ぶことができます。また、お小遣いを使うことで、我慢や計画性を身につけることもできます。

ここでは、金融教育を兼ねた、【お小遣いのはじめ方=我が家流】を紹介します。

前編では、お小遣いを始める前のお話。

後編では、お小遣いのあげ方のお話。

子どもの金融リテラシーを高めたい方必見!

ちなみに、お小遣いのスタート時期は、下記が理解ができる4年生からと決めていました。

また、お小遣いは、親の家計管理を振り替える良いチャンスにもなりましたよ☆

お小遣いを始める前に

”将来お金で困ってほしくないし、お金は大切なものだから、お小遣いを始めるにあたって、いくつかお話しするね” と伝え、数日に分けてスタートしました。

生活するのに、いくらかかる? ~家計の実態と将来の出費~

 1.子供本人に現在かかっている費用を紹介 
ねらい:自分にいくらかかっているのかを認識してもらう。

 「今、家族みんなにかかっている費用ではなく、あなただけにかかっている費用はどんなものがあると思う?」(給食費、学級費、学童、習い事、教材…)

 「それぞれ 月にいくらかかってると思う?」

 家にある100円ショップのホワイトボードに書いていって、計算をさせました。

 しかし…、ここで問題が発生。 それが多いのか、少ないのか、判断ができない。

 そこで、

2.近所のスーパーのレジバイトの時給を1500円とし、1か月でいくら稼げるのか、計算させる。
ねらい:収入に対し、どのくらいの割合になるのか、を認識してもらう。

3.家でかかる費用を計算
ねらい:暮らすために出費がたくさんあることを認識してもらう。

「前は、あなただけにかかる費用だったけど、今日は、家族みんなにかかってくる費用を考えるよ。何があると思う?」 (家賃、水光熱費、食費、通信費、消耗品、衛生用品、旅行、交通費・・) 

「それぞれ 月いくらかかっていると思う?」

 4.今後の人生にかかってくる費用を紹介
ねらい:桁外れの金額がかかることを認識してもらう。

  入学、卒業、学費等

 5.まとめ

以上の話をすると、子どもにもお金が本当に大切なもので、大事に使わないと暮らしていけないこと、将来への貯金の大切さが伝わります。どうしたら、節約できるのか考えるきっかけにもなり、お小遣いの金額に関してクレームは起こりにくいです。

こどもにもわかる!お金の使い方 ~消費・浪費・投資とは?~

お金を使う時、買い物をする時は、下記に分けて、よく考えてほしいと伝えます。

【消費】必要なものや価値あるものを手に入れること

消費とは、必要なものや価値のあるものを手に入れること。たとえば、食料品や教材、または特別なイベントに使う服などが消費にあたります。消費は生活を支えるために必要なものを買うことです。

例:毎日の食事のために食料品を買う。

【浪費】無駄な使い方をしてしまうこと

浪費とは、無駄な使い方をしてしまうこと。つまり、お金を使っても何も得られない、またはすぐに無くなってしまうようなことを指します。浪費は将来の自分のために何も残さないことが多いです。

例:おもちゃやゲームを買っても、すぐに飽きてしまい使わなくなる。

【投資】将来のためにお金を使うこと

投資とは、将来のためにお金を使うことです。投資は何かしらの利益や価値を得るためにお金を使うことであり、将来に役立つことに使われます。投資は教育や健康、将来の夢を実現するためにも使われます。

例:サッカー選手を目指し、サッカーボールを買い、毎日練習する。

 この話をすると、「じゃ、おやつは?浪費?消費?」と聞かれました。皆さんはどう答えますか?

まずは 子どもに考えさせます。

そして、こう伝えました。「ママはおやつを食べて、”幸せ~”と思えば消費。”おなか痛い””夕飯食べられないかも”なら浪費だね。」

「じゃ、ママは浪費ね。”痩せたいのに、食べちゃった”、じゃん。」 はい…。w

この話をすると、買い物の際中、”消費・浪費・投資”の区別を言って、お互い無駄買いがなくなります。

こどもにもわかる!お金の使い方 ~自分のため・人のため・ためるお金~

受け取ったお小遣いをどう使うのか。毎月、3つのグループにわけてほしい、と伝えます。

【自分のため【人のため】【ためるお金】

自分の為にお金を使うことは大切。

家族や友達のために何か買ってあげて、喜んでもらうこともできる。

お金をためることも大切。ためたお金があれば、何か自分でやりたい!と思った時に行動ができる。

「なるほど、じゃ、お金貯めて、ディズニーランド行きたいなぁー」 おーいいね!

まとめ【前編】

お小遣いを子供に与えることは、将来の家計管理やお金に対する意識を育むための大切な一歩です。

前編では、お小遣いを始める前の準備に関して具体的に紹介しました。

かなりボリュームがありますが、お小遣い開始前にきちんと説明し、理解してもらうことが大切です。

もちろん、子どもなので、すぐ忘れてしまい、今後お小遣いを渡す時、買い物をする時にリマインドの声掛けは必要です! 繰り返すうちに、自然と考えが浸透し、金融リテラシーが向上していくと思います。

後編では、お小遣いのあげ方に関して紹介します!

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